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umm_uumの月いち更新ブログです

2024年6月 台湾 / トラペジウム・Ghost of Tsushima ぼざろ総集編 / 他

やったこと

台湾に出場していた。あまりに暑さに往生した去年の体験で身構えてたけどなんかだいぶ涼しく、体力に余裕があっていろいろ対応できた。今回は1人じゃなかったのもあって気楽だったし、東京の地下鉄みたいな配色の路線図もだいたい見慣れてストレスがない。円が安すぎてタダ飯の有難みは一層増すばかりである。

楽しんだもの

先々月分を気まぐれに手早く載せたところ、そのあと月末に見た映画『トラペジウム』を先月ちょっと引きずった。昼会うついでになんか映画でも見るか、そういやなんかX(旧Twitter)で局地的に人気あるっぽいやつがあって───みたいな軽いノリで見るのが適切だったかは不明で、逃げられない映画館かつ完全初見・前情報皆無での鑑賞体験はかなり恐怖が大きくて臨場感があった。映画館で3回みて単行本も読んだ今、だいたい内容は腑に落ちていて、今書くことも特にないですねえという感想です(良くも悪くもよくまとまってる作品じゃないでしょうか*1)。

なんならジジイもまあまあ気に入ってくるまである

あと、ごはん食べたあと突然レイトショーで映画でもいくかあ! ってバルト9で見た『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』が期待をはるかに超えて良かった。TV放送分の総集編、しかも前後編分割とかそんなん面白いわけないじゃん……て思ってたんだけど、編集で改めて主人公に承認の切り口が設定されていて鮮やかだった。デカい音で聴く結束バンドが素晴らしすぎる。

音がデカいだけでも100点

ゲーム部門では、熱中して遊んでた『Ghost of Tsushima Director's Cut』を一通りクリアした。終わってみるとだいぶ納得いかない終わり方するなあ、っていう感想。武士として立派に戦うだけでは蒙古を打ち払えない、誉れで対馬が守れんのか? っていう主人公の主張は理解できるんだけど、かと言ってめちゃくちゃに戦うだけ戦ったので対馬守れてよかったねえ、ハイ終わりでは筋が通ってないんじゃないの。蒙古の脅威を打破して対馬を奪還した功績はたしかに大きいけど、武士の権威をあそこまで毀損した冥人の処罰を免責することはどう考えてもできないように思う。

戦後に何でまだこんなこと言ってるんだよ

挙句、鎌倉幕府から冥人何とかしろって言われて対峙する羽目になった叔父を叩き斬る/斬らないエンディングにはびっくりした。今までの葛藤は一体、誉れを浜で捨てれば育ての親(しかも地頭ですよ)すら殺害して保身に走れるんかとだいぶ衝撃的だった。プレイヤーは最終的に今まで手を染めてきた悪事のケジメをつけてくれるのかな、っていう期待込みで蒙古に汚い手を使って立ち向かってきたのに、このエンディングだと手を汚したまま終わってるじゃん*2

所詮同作は洋ゲーで、武士の魂を日本人のプレイヤーに追体験させられるほどハイレベルな文化的理解を期待するのは普通に無理でしたというオチ*3。ちなみにDLC壱岐を舞台に仁の過去に立ち向かうちょっとしたお話なんですけど、育ての親を自分の手で斬った後なのに、既に死んでる疎遠だった父親なんかどうでもよくない? て感じで没入感低めです。馬乗ったまま敵に激突する便利な技を習得できる。

うるさい誉れおぢは死罪><

あとは『学マス』をそれなりにがっつり触ってたり、6月までで終わる2024年第2クールのアニメをだいぶあれこれ見たり、機動戦士ガンダムSEEDを垂れ流したり、文字を大量に眺めたりした。

買ったもの

特にない。

おわりに

5月とか6月苦手かも。

去年の様子

umecall.hatenadiary.com

*1:邦キチみたいなツッコミ芸するつもりもそんなにない

*2:だからみんな誉れが浜で死んだことをあんなミーム化してたんだなあとわかりました

*3:開き直りつつゆなとくっついて消息を絶つキモい冥人エンドか、武士として名誉を回復するために俳句読んで引責自害するエンディングがあれば違ったかもしれないですね