やったこと
12月はあちこちでお酒を飲み、喫煙したので2024年はゼロ本喫煙を守りたいなと思う。超大作にちゃんと対処できたのがかなり高得点。年末年始はさっさと帰省して東京に戻り、時間をゆっくり使えてよかった。
2023年そのものを振り返ると、最悪だった2022年ほどひどくもなくまあまあだったと思う。海外出張はどれも目新しくて、普通につらかったけど耐えられないほどではなかった。もし2024年以降もあんな目に遭うことがあれば新鮮味も薄れて普通につらいだろうなあ、嫌だなと思っているのでうまく他人にお任せしたい。でももうすでに───。
楽しんだこと
今月はクローズドベータ「吸音テスト」が開催されていた『ゼンレスゾーンゼロ』をひたすら遊んだ。本編シナリオさらっとこなして対処しようと思っていたところ、その本編シナリオが超大ボリュームで全然終わらない。ゲームそのものはかなり楽しくて、話もわかりやすいから『原神』とか『崩壊:スターレイル』始めた時特有のポカーンとなる現象も起きにくいと思う。ファンタジーとかSFじゃないカテゴリでどこまでやれんのかという期待感込みで、星4つとさせていただいております。
あと舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を見た。舞台鑑賞なんか初めてだし、原作の文脈をわかってる作品なら知識で補強しつつ楽しめるんじゃないかな、と思ってたけど逆だったかもしれない。初心者には原作設定上との妙な齟齬が気になったり、演出上よくあるであろうものにドキドキさせられたり、そもそも舞台鑑賞を楽しむ練度そのものが全然足りてなかったなと後からちょっと反省した。あと一発目にいきなり前後半制の4時間超コンテンツは長すぎる。
見てすぐのころはいろいろ思うこともあったけど、しばらく経った今の感想としては「あれは『ハリー・ポッター 2.0』だったのかな」という納得みたいなものが一番大きい。この舞台を見た初心者が100%「え?」ってなるであろう“ヴォルデモー”とかいう呼称がこれを完全に物語っていて、なんと実は「Voldemort」のtは黙字らしく*1、演者がみんなヴォルデモーって発声する違和感がだいぶすごい。
見てるときはみんな心の中で「ヴォルデモー…? ヴォルデモートとは違うんか? ちょっと違う名前にすれば口に出しても大丈夫とかそういう?*2 版権の問題で避けてる?」となるが、原作者の意向で舞台制作時に改められ、日本ローカライズにも反映されたものが公開されているという流れらしい。最初に教えてくれ。
内容はWikipediaがかなり逸脱してがっつり紹介してるのでそれに譲るけど、自分的には「いまさらそんな話またやるんだ」て感じだった。本編『炎のゴブレット』でセドリックを死なせたのは展開上明らかに悪手だったでしょとずっと思ってたのに、まさかそれを蒸し返してくるとはね。というか冗長すぎて今が起承転結のどこかわかりにくて難儀した。生の演技は迫力があってよかったけどなぜかみんなだいぶ早口で*3、視覚情報偏重の英語音声日本語字幕派にはしんどかったのもある。“嘆きのマートル”の迫真の演技はかなりすごかった。
買ったもの
今年もベストバイのアドベントカレンダーに参加させてもらい、GENELEC G Twoを紹介した。その記事書いてから読み返してるうちに「いやUSB DAC欲しいな……」っていう燻りが生まれて超PayPay祭で火勢を増し、結局RME ADI-2 DAC FSを買った。音がすごくいいけどUIの出来は絶望的。ドライバも正直よくわかんなくて、もっと音楽再生用途でヘビーユースならWASAPI/ASIO周りで不便に思うこともあると思う。でも音はたしかにすごくいい。
おわりに
『原神 Ver.4.3 薔薇と銃士』が実装されて、残ってた魔神任務もやっと完走したんだけど順当にかなり良かったから語ることがない。やっぱり多少ケチがつけられたほうが書きやすくて……*4。